本文へスキップ ダウンロード

作業の流れ

復旧の成否を分ける3つの判断。

チェックリストとして使ってください。保存先を飛ばすと、部分的に助かったはずが完全消失に変わります。

  1. ソースへの書き込みを止める

    新しいデータは解放済みクラスタを上書きします。安全なら SD を取り外し、スキャン対象のパーティションに復旧ツールをインストールしないでください。

  2. スキャンの深さを選ぶ

    まず通常スキャン。ファイルが出なければディープスキャンへ。種類やパスで絞り、ノイズに埋もれないようにします。

  3. 別の場所へ復元する

    常に別の物理ディスクまたはパーティションへ。同じ場所への復元は必要なクラスタを壊すことがあります。

  • ソース = スキャンするディスク
  • 宛先 = ファイルが書き出される場所
  • 避けられるなら同一パーティションにしない

次へ:現場メモ

チェックリストを広げる

作業前・作業中・作業後

上の3つは背骨です。ここでは Windows で人をつまずかせる端のケースをまとめます。

Recuva を開く前

  • 対象ディスクへ書き込む可能性のあるゲーム、同期クライアント、バックアップツールを閉じます。
  • Windows がボリュームの「修復」やフォーマットを提案したら一旦停止——パターンは事例メモを読んでください。
  • 最悪の一括復元に耐えられるだけ、復元先の空き容量を確保します。

スキャン中

  • 避けられるならディープスキャンの途中で休止状態にしないでください。再開の可否はマシンによります。
  • UI が固まって見えてもディスク活動を確認してください。大きなパスは同じパーセンテージに長く留まることがあります。
  • 迷ったらボリューム全体をスキャンし、何が欠けているか分かってからパスを絞ります。

復元のあと

  • 本来のアプリ(Excel、Photoshop など)でファイルをスポットチェックします。
  • ファイル履歴やバックアップ方針を有効にし、半年後に同じ場所に戻らないようにします。
  • ソースドライブがカチッと鳴ったり SMART が悪ければ、再び信頼する前に交換を計画します。

よくあるミス

スキャンしているのと同じパーティションに Recuva を入れたり、「その場で」復元したりすると、読み取りたいクラスタを上書きします。可能ならプログラムも復元ファイルも別ディスクに置いてください。

優先順位

どの順で復元するか?

一覧が巨大で時間がないときは、アルファベット順ではなくビジネス影響でトリアージします。

  1. 1契約・経理・法務 — ファイルは小さいが影響が大きい。まず PDF と表計算を。
  2. 2ソースプロジェクト — コード、CAD、生編集。ファイル数は少なくても時間は取り返せません。
  3. 3メールとカレンダー — PST/OST やプロファイルフォルダ。カービングに日を費やす前にアカウント同期を確認。
  4. 4メディアライブラリ — 大きいがクラウドに原本があれば代替可能。一括スキップの前にサンプルを1件検証。

IT やラボへの引き継ぎテンプレート

チケットに貼り、次の担当が闇雲にスキャンし直さないようにします。

  • ボリューム: [ドライブ文字 / 物理ディスク ID]
  • 事象: [削除 / フォーマット / 破損 ~日付]
  • 以降の書き込み: [なし / 軽い / 重い — アプリのインストール有無?]
  • 試したこと: [通常 / ディープ / 使用した宛先]
  • 症状: [カチ音 / SMART / 切断]

文字は複数、実体は一つ

複数ボリュームと外付けの入れ替わり

ドライブ文字は安定した記憶装置ではありません——USB の順序やネットワークドライブは再起動で変わります。メモには「E: だけ」ではなく物理ディスク名を書いてください。

  • 迷ったときのスキャン順

    メモリを抜いて文字が動いたら、ディスクの管理でサイズとラベルを確認し、そのボリュームを Recuva で選びます。「間違った文字」をスキャンすると時間と神経を浪費します。

  • ゲーム用とデータ用パーティション

    ランチャーは常にパッチします。Steam や Epic 用のセカンダリ SSD で失ったなら、他のホットボリュームと同様に、長いディープスキャンの前に更新を一時停止します。

  • 保留中の Windows 再起動

    更新による再起動は数時間のスキャンを中断します。OS に再起動を許す前に通常スキャンを終えるか、心のチェックポイントを——パーセンテージとドライブをメモし、ディープをやり直すか判断できるようにします。

  • バッテリー駆動のノート PC

    蓋を閉じたときの積極的なスリープは進捗を殺します。電源に接続し、セッション用に「スリープしない」電源プランを設定し、サーマル余裕を確保してください。スロットリングはフリーズに見えます。

製品詳細と併読

ウィザードの言語は合っているのに結果が分かりにくいときは、プレビュー・状態表示・フォルダ構造のオプションを製品ページと突き合わせてください。同じ作業の流れで、UI の細かい制御が載っています。